ストレッチと筋トレ、腰痛に効果的なのはどっち？

腰痛はもはや国民病の一つにあげられるほどに多くの人が経験する辛い症状です。腰痛を改善するためには、適切な運動が必要ですが、ストレッチと筋トレのどちらが効果的なのでしょうか？本記事では、どのような腰痛なら運動が効果的か。効果的な運動は？などについて解説していきます。

腰痛の原因とは？

腰痛の原因はさまざまありますが、ここでは病院で様々な検査を受けたにもかかわらず原因がはっきりしないタイプの腰痛、いわゆる「非特異性腰痛」について解説していきます。なぜならば整体や接骨院の施術で治療効果が期待できる可能性が高いからです。この記事を読んで自分に当てはまるなーと思うことが多い方は、是非一度整体を受けることも選択肢に入れてみてください。

非特異性腰痛（以下読みづらいので断りのない場合は「腰痛」と表示します）主なものとしては以下のようなものが挙げられます。

• 筋肉の硬さ
• 関節の硬さ
• 筋出力の低下
• 姿勢の悪さ
• 過度な負荷

これらの原因が組み合わさることで、腰痛が引き起こされることがあります。それでは、これらの原因に対して、ストレッチと筋トレはどのような効果を持つのでしょうか？

ストレッチの目的と効果

ストレッチの目的は、筋肉や関節の柔軟性を高めることです。筋肉や関節が硬い状態では、正しい姿勢を維持することが難しくなり、腰痛の原因となることがあります。また、筋肉や関節の柔軟性が低下すると、日常生活動作やスポーツなどのパフォーマンスも低下してしまいます。

よって、ストレッチは

• 筋肉の硬さ
• 関節の硬さ

が原因で腰痛になっているときは有効となります。

筋肉が硬くなっている状態というのは、ものすごく簡単に言うと何らかの理由で力が入りっぱなしになって戻らなくなっている状態です。ストレッチやマッサージで筋肉の緊張を抜いてあげると痛みが楽になる場合は、筋肉や関節が硬くなっていたことが原因だったと考えられます。

さらになぜその筋肉が硬くなったのかまで解明できますと、根本治療につながっていきます。

筋トレの目的と効果

筋トレというと、筋肉を太くして力強くするために行うイメージがありますが、筋トレを行うメリットはそれだけではありません。筋肉を太く強くするには負荷の強い運動を数か月単位で行う必要がありますが軽めの運動を定期的に行うだけでも、神経が促通され動きやすくなったり、筋ポンプ作用で血行が良くなるなどの効果は期待できます。

筋トレの効果としては、以下のようなものがあります。

• 筋力や筋肉のバランスを向上させる
• 姿勢を改善する
• 基礎代謝を上げる
• 骨密度を向上させる

これらの効果により、腰痛の予防や改善につながると言われています。

ストレッチと筋トレ、腰痛に有効なのは？

結局ストレッチと筋トレ、どちらが腰痛に効果的なのでしょうか？実は、原因を特定し、両方の運動を使い分けることが重要です。

筋肉を使って体を動かすとき、例えば腰を曲げる動きをしたとき、身体の前側にある筋肉は縮み、体の後ろ側にある筋肉は伸ばされます。自然な姿勢に戻った時は前側も後ろ側も程よく縮んだ状態です。

また、筋肉は動かすために力を入れると縮み、硬くなり、力が入っていないときは伸びて柔らかい状態になっています。どちらかというと柔らかいほうが良いイメージがあるかもしれませんが、やはり何事もバランスが大事です。伸びすぎず、縮みすぎず、周りの筋肉と支えあい補い合っている状態が一番健康な状態です。

結論：どっちも大事！痛みの原因を見極めてから行おう！！

腰痛に対して有効なのはどちらか、というわけでなく使い分けが重要です！

力みすぎている筋肉→マッサージやストレッチ

力がうまく使えていない筋肉→筋トレや運動療法

と場所と状態に応じて使い分けないと、「いくら揉んでも治らない」「運動なんて痛くてできない」という状態が何か月も何年も続くなんてことになりかねません。もしご自身で判断するのが難しいようでしたら、ぜひいまあなたを担当している先生に聞いてみてください。先生方もプロですから、真剣に治りたい！と考えて行動している患者さんには、きっと真剣に答えてくれると思いますよ。

以上が、腰痛に効果的なストレッチと筋トレについての解説でした。腰痛でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください！

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揉んでて治らない、ストレッチしてて治らない、運動なんてしたことない、という方は是非お試しください。

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